コロナ禍で見つけた「本当に大切なもの」

こんにちは。神楽坂麗華です。

数年前、世界を襲った新型コロナウイルスの流行。皆さんはあの「外出自粛」の期間どのように過ごされていましたか?

お家からは出られず先行き不安の日々に、心が少し疲れてしまった方も多かったのではないでしょうか?

実は私は、その大変な時期があったからこそ今では「心の支え」とも言ってもいいほどのかけがえのない素晴らしい趣味に出会うことができました。

それが「刺繍」の世界です。

挫折から始まったフランス刺繍との出会い

きっかけは、外出自粛中インターネットで見つけた可愛くて色鮮やかなフランス刺繍の作品でした。その美しさに一瞬で魅せられた私は「私もこんな素敵なものを作ってみたい」と思い立ち直ぐにオンライン講座を受けてみることにしたのです。

しかし現実は甘くありませんでした。(笑)

初めて挑戦する刺繍は楽しさと共に思うように針が動かないもどかしさもありいくつか作っては「やっぱり難しいわ」と挫折。「昔から手先が器用なわけじゃなかったし」などと言い訳を頭の中で反芻させてはため息をつくこともありました。そこで少し難易度を下げてマス目を埋めていく「クロスステッチ」から再挑戦してみることにしたのです。

宝物になったフランスの作家さんとの出会い

このクロスステッチが私にはとても合っていたようです。

夢中でいくつか作っているうちに、あるフランス人の刺繍作家さんの素晴らしい作品に出会いました。それからはその作家さんの図案を中心に、夢中で針を動かす日々が始まりました。

今でも大切な思い出になっているのは、国内のデパートで開催された「フランス展」での出来事です。そこには、その作家さんのオリジナルキットが並び、なんと作家さんご本人がフランスから来日されていたのです。

その時に直接頂いたサイン入りの図案と一緒に撮っていただいた記念写真は、今でも私の部屋に輝く大切な宝物の一つになっています。

あのコロナ禍の重苦しい自粛期間がなければ、私はこの刺繍という素晴らしい趣味に出会うこともなかったと思います。人生に起きる出来事は、どんな事にも必ず「良い面」すなわちプラスの側面が隠されているのだと身をもって実感した出来事でした。

伝統の「白糸刺繍」と心が整う瞑想の時間

そして今、私はクロスステッチを楽しみながらさらに深くヨーロッパの伝統刺繍である「白糸刺繍」(ホワイトワーク)をスクールで学んでいます。

白糸刺繍は白い布からあえて糸を一本ずつ抜きその周りを細かくかがりながら透かし模様のような美しい刺繍を施していく、とても繊細で高度な技法を使います。

この一本の針と糸に全神経を集中させている時間が私にとって最高に気持ちが良いのです。頭の中の雑念が消えて、まるで静かに「瞑想」をしているかのような完全に無心になれる感覚。そして、一緒に学ぶ生徒さんや先生がいる教室内の温かで穏やかな空気感にも、日々癒やされています。

毎日の忙しい生活の中で、少しでも自分が心から癒され前向きになれる時間があること。それだけで、私たちの人生はぐっと充実しどんな時も幸せでしなやかな心を保ち続けることができるのだと、私は確信しています。

皆さんも、日々の暮らしの中に「心が無心になれる、小さな贅沢時間」を作ってみませんか?

タイトルとURLをコピーしました